Auromar Aurora GEISHA

アウロマール オーロラ農園 ゲイシャ

生豆生産国/パナマ


標高/1570-1770m


地域/チキリ県ボルカン


品種/ゲイシャ


農園/オーロラ農園 カフェ・ド・エレタミル


生産者/ロベルト・ブレナス


精選処理/ナチュラル

ゲイシャコーヒーによる人と環境へのプロジェクト

アウロマール・ファームは、オーロラ農園を運営するブレナス一家とミルを運営するエレタ一家の2家族によるプロジェクトです。農園とミルが協力することで、より精度を上げた高品質なゲイシャコーヒーの生産を行うこと、そして農園に従事する人々の生活や教育環境の向上や環境への負荷軽減に努めようと2006年にプロジェクトを立ち上げました。その言葉の通り、30ヘクタールほどある農園の敷地の半分以上が熱帯雨林のまま保全されています。栽培面積は、土壌の栄養バランスや気候、日照条件などコーヒーの収穫量と森林のバランスを検証したうえで、農地面積を決定したそうです。

クリーンでアロマティックなナチュラルコーヒー

生産プロセス自体は、非常に伝統的ではありますが、オーロラ農園での生産同様に、カフェ・ド・エレタ・ミルでも手間暇を惜しまずに、細心の注意を払って、ウェットプロセスや乾燥が行われています。カフェ・ド・エレタ・ミルは、農園から3kmの距離に位置することで、収穫後に再選別できる十分な時間が取れ、その後も直ちにプロセシングできるようになっています。ナチュラルプロセスも、ここ数年試行錯誤を繰り返し行ってきたプロセスで、乾燥時間や撹拌の回数、収穫時の選別、収穫後のミルでの選別、乾燥中の選別ととにかく手間をかけてクリーンでアロマティックなゲイシャ・ナチュラルを作ることに尽力してきました。

GEISHA/ゲイシャ

1931年に、エチオピア南西部のゲイシャという村の近くで発見されたことから、エチオピア原産と言われている。1932年、その種子がケニアに持ち込まれた。中央アメリカでは1950年代にコスタリカで栽培が試みられ、1963年になってようやくパナマに導入された。2000年になって、ゲイシャと名付けられたこの品種は、スペシャルティコーヒーの世界で注目を浴びるようになった。